<不適切発言>「不妊治療助成、高齢だと問題」後で取り消し
群馬県高崎市議会の後閑賢二議員(69)=たかさき市民21、4期目=が26日、女性の不妊治療や保育所の活用に対し否定的な発言をしたことについて、保健福祉常任委員会に発言の一部取り消しを申し出て許可された。
後閑議員は17日の委員会審議で、不妊治療助成に関し「あまり高齢だと問題になっている」と、不妊治療に取り組んでいる女性たちへの配慮に欠ける発言をした。さらに「できれば若い人たちに産んでもらえるように指導していくほうがいいかと思う」と述べた。また、幼児健診に関する質問の中で「保育政策の中で小さな子どもから預かっているのが子どもにとっていいのかどうか。運動、行動上の問題は、そういう中から生まれてきている気がする」と、働く女性を支える低年齢保育を批判した。
取材に対し後閑議員は「人口減少社会をどうすれば解決できるかという思いから発言したが、不適切だった」と述べた。
[記事参照:毎日新聞2014/09/26(金)【増田勝彦】]


